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 「ロングマール翻訳書房」より、翻訳連載blog

「ブラッキー」その34 トーマ・ナルスジャック

 ジャックは落胆して階段に腰を下ろした。ブランデーを一口やりたくて仕方なかったが、持ち込んだ鶏肉やハムともどもボトルは冷蔵庫の中だ。ブラッキーは階段をふさぐ障壁とドアのあいだを絶えずうろついている。低い声で呻き、わずかに背を丸め、ロープの切れ端のように尻尾を振っていた。リンダが連れてきたときにはまだ小さく、幼かった。温もった鼻先をうずめる両手両膝を求めていた。なのに今、生きるためにブラッキーを憎まねばならない。生きるためには、電話機のところまで行かなくてはならない。部屋に戻ると屋根に落ちる雨音が間近に聞こえた。中庭に放り投げた手紙のことを考えた。水でぐしゃぐしゃになってしまっただろう。そんなことはどうでもよくなっていた。喜んでさえいた。もしかするとたった一人で勝てるかもしれない。もしかすると番犬のそばで死ぬかもしれない。よくわからないが、あとは尊厳もしくは誇りの問題だ。最後の一本に火をつけると、頭を抱えて肘掛に腰掛け、じっくりと考えた。杖の先は曲がっているから受話器をひっかけることはできるだろう。釣り竿にしっかり結びつけなくてはならないが、全体がしなやかになるよう結び方に余裕がほしい。ほかの解決策もあった。それがなんだ? ジャックはぎこちなく立ちあがった。身体中が痛みを覚える。ベッドの上に釣り道具を広げた。竿の状態はよい。リールにはグリスを注す必要があったが、まだ充分に巻き取れる。釣り糸は見た目は丈夫そうなくせに、もろくなっていた。足りないもの、それは大きな釣り針だ。だが作ることはできる。三本か四本の釣り針を束にして大きくし、刺のあるボールのようにすれば、うまく投げれば受話器をひっかけるのも難しいことじゃない。それから? 電話機は床に落ち、糸が切れなければ網に魚がかかったような軽い引きがあるはずだ。その時点で糸は障壁の下にあるはずだから、そっとリールを巻くに従い、釣り竿の先まで持ち上がり、やがて手元に届くはずだ。くっついてきた受話器は簡単に回収できる。

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「ブラッキー」その33 トーマ・ナルスジャック

 計算違いだ。壊れてしまってはどう転んでも越えられない【どちらの側からも越えられない】。椅子を使えばよいだろうが。状況を確認するため、バリケードまで進んだ。障壁の向こう側ではブラッキーが様子をうかがっている。歩けるだけの道をかたすのも不可能だ。これはもう長期戦だ。開き戸のようなものを作れたらどうだろうか。閉めれば犬の攻撃を避けられ、開ければ不意を突いて電話を奪い取れるのでは。ばらばらになった破片では、諦めざるを得ないようだ。馬鹿げた考えだったのだ。それでも電話まではせいぜい四、五メートルほどしかない。長い棒を使えば届く。だがどこに長い棒が。それに棒というのもは引いたり押したりはできるが、握ることはできない。

「ブラッキー」その32 トーマ・ナルスジャック

 腕時計は十時五分前を指していた。リンダはもう眠ったろうか? 恨みを覚えずに思い起こすのはあれ以来で初めてだった。蜜月の思い出がどっとわきかえった。ほろりとしている暇はない! 足音を消すために金属の義足を布でくるんだ。もっと前から用心して然るべきだったのだ。ありがたいことに、やる気がだんだん戻ってきた。ゆっくりと踊り場に足を運んで確認したところ、ブラッキーは気づいていない。きっと病気が聴覚を冒し始めているのだ。呼び出しを待っているかのように電話機のそばに座っている。階段には背を向けていた。やるなら今だ。ジャックはドアを大きく開けるとキャビネットをつかみ、全力で身体を押し当てた。家具は壁にぶつかって揺れながら床のささくれをこそぎ落とし、大きな音を立てて進んでいった。今もまだ足がつながっているみたいに、身体中が満たされたのを感じる。家具の先が何かにぶつかった。いましもブラッキーが障害に飛びかかったところで、乱れた呼吸を発する見えない相手に襲いかかろうと押し返している。両側から押し合ったまま、しばらくのあいだ二人は互いにしのぎを削っていた。初めにブラッキーが根負けし、怒りの声をあげて階段の方に後ずさった。ついにあきらめると、牙を剥きだし目をぎらつかせたまま一歩ずつ降りていった。

 段差にぶつかるとキャビネットは雪崩のように勢いよく転がり落ち、けたたましい音を立ててドアを突き破り板を割り、階下でばらばらの破片となった。あたりに黄色い木屑が舞い、製材所のようなありさまだ。

「ブラッキー」その31 トーマ・ナルスジャック

 ジャックは冷静に計算しようとした……。踊り場を通り越すまでだいたい五メートル……キャビネットはまっすぐ動かないかもしれないし、脚が引っかかったら持ち上げなければならないから、少なくとも一メートルにつき一分と見積もれば……。五分だ。あまりにも長すぎる! だが方法はあるはずだ。足を失う前の器用だった自分を思い返した。周りを回りながら、馬を落ち着かせるみたいに掌でキャビネットを軽くぽんぽんと叩いた。もちろん方法はあった。石鹸だ。キャビネットを横に倒すと、すべりをよくするため浴室の石鹸を脚に薄く塗った。そうしておいてから、手押し車の要領で押してみた。時機が来たら飛び出して神に祈るしかない。

 ジャックは残り二本になった煙草に火をつけた。車の中にまだ二パックあるけれど、地球の裏側にあるみたいなものだ。

「ブラッキー」その30 トーマ・ナルスジャック(『贋作展覧会』よりウィリアム・アイリッシュ贋作)

 自分の名前を聞いて、ブラッキーはぶたれたように後じさり、虚空を噛んだ。恐ろしい咆哮をあげて身を躍らせると、ドアに飛びつく。後ろ脚で立ちあがると、人の背丈よりも高い。前脚で扉を叩きながら、絶望とおぼしき怒りをもらした。ジャックは耳をそばだてた。かつて、頭のおかしくなった兵士を何人も見てきた。錯乱した兵士たちと犬を比べて、共通点がないかを探ろうとしてみる。致命的な発作に襲われると、病人は長時間の虚脱状態に陥っていた。ブラッキーもそうなりつつあるのだろう。すぐにキャビネットを階段まで押していかなければ。やがて爪音が遠のいた。可哀想に、もうじっとしていられないのだ。重い足取りのおかげで、だいたいの位置がわかる。ブラッキーが台所の方に戻ってきて、電話台の周りを回ると、倦むことも知らずに荒々しく歩き始めた。すり切れた低い呻きを聞いてジャックは苦しんだ。

 すぐに夜がやってきた。ジャックは危険を冒して外に出ると、ランプを灯して一階を照らした。それから部屋の明かりをつけた。もっと都会的な床だったなら、すべらせるのも簡単なのに。でこぼこの床では動きづらかった。階段から転がすつもりなら、前に押していかなければならない。後ろ向きに引きずるなんて論外だ。ブラッキーに攻撃力が残っていたときのことを考えれば、家具とブラッキーに挟まれるかたちになるからだ。

「ブラッキー」その29 トーマ・ナルスジャック

苦労して部屋の真ん中まで移動させたが、そこで休まなければならなかった。息が切れている。以前はあんなにたくましかったのに! なんて落ちぶれぶりだ! 深く息をついてから、ドアの後ろで聞き耳を立てた。何も聞こえない。そこで用心しながらドアを細めに開けたが、すぐに激しく叩きつけた。ブラッキーがいた。意地悪く見つめている双眸に気づくには充分だった。爪で引っかきしゃがれ声をあげ、狂ったように踊り場を行き来している。ようやく降りていったかと思うと、長いあいだリビング【客間】を歩き回りながら、猛々しくうなって椅子に躯を擦りつけ動かしていた【椅子にぶつかり散らかしていた】。ジャックはやっとのことで恐怖を抑えつけ、外に出た。犬はすぐに歩くのを止め、今や他人となった人影を見つめた。

「ブラッキー!」ジャックはそっと話しかけた。

「ブラッキー」その28 トーマ・ナルスジャック

 ジャックはよく考えた。具合の悪いことがある。ブラッキーを階段で食い止めなければならない。階段が自由になれば、勝負はなかばついたも同然だ。階段と電話のあいだにもはや障害はないのだ。階段の下でうまく足止めするにはどうすればいい? 家具? 二階から押すだけで階段を転がり落ち、階下でバリケードになってくれる家具? 試すだけの価値はある。それになんであれ、何もしないよりははるかにましだ。使えそうなのはただ一つ、キャビネットだ。中身を空けるのにたいした時間はかからなかった。下着が少しに毛布とセーターがいくつかあるだけなのだ。ところどころに虫食いのあるキャビネットを動かすのはそれほど難しくなかった。

「ブラッキー」その27 トーマ・ナルスジャック

 ――他人を当てにするのは間違いだ。まず考えなければならないのは自分のことだ。ジャックは肘掛に戻ると、襲い始めた空腹をまぎらそうと煙草に火をつけた。時間通りにテーブルにつくのに慣れていた。【?】それより、リンダが保証した快適さに対し戦わなければならないだろう(彼にリンダを保証する快適さに/それより、リンダがはからってくれた平穏と戦わなくてはならないだろう)。【?】ジャックは考えた。――一方にブラッキー。もう一方に僕。こいつはたいした状況だな。まったく、まるで永遠に続く決闘だ。だがあいつは、ブラッキーは病気だけれど、僕は片足とはいえまだまだしっかりしている。飲み食いできなければ、あいつの体力もすぐに底をつく。僕の方なら何も食べてはいないけれど、飲むことはできるから、何日かなら耐えられる。結論。ブラッキーから目を離さずにいて、もはや這うこともできなくなった瞬間を利用して電話をつかむのだ。急いでやれば、電話線は長いのだから、踊り場まで戻ってこれる。

「ブラッキー」その26 トーマ・ナルスジャック

 リンダみたいに邪険なのももっともだった。【?】むしろそれほど冷たくなかったとすら言える。ブラッキーの命と引き替えの命なのだ。言い逃れはしない。遠くに飛ばせるように充分な重さの小包を作ると、窓から身を乗り出し距離と方向を確かめた。間違いは許されないが、釣りは得意だったし、何をすべきかは心得ていた。腕を振り、狙い通りのところに小包を落とすと、並木道の方に転がり見えなくなった。一階の鎧戸は開いているから、人が住んでいることはわかる。誰かが来てくれるだろう……。散歩中の人……ハンター……。それがチャンスだ。運命の通行人は紙を見つけるだろう。

「ブラッキー」その25 トーマ・ナルスジャック

 一瞬も無駄にせず、ページを破って書きつけた。『{立入禁止。飼い犬が狂犬病につき。警察に助けを求めること。至急。}』

 読み返すと嗚咽が喉を締めつけた。自分は今ブラッキーを告発したのだ。もう助からないのはわかっていても、猟銃やピストルで撃ち殺すのは耐えられなかった。泣きそうになる。弱虫で繊細な自分に苛立った。いったいどんな坂道を転がり落ちてきたんだろう?【?】

「ブラッキー」その24 トーマ・ナルスジャック

 窓を開けて身を乗り出すと、そこから庭のほんの一部だけが見えた。寝室は家の裏手にある。そこからしか見えない美しい眺めのためだ。よく狙えば、庭にメモを飛ばすことも無理ではなさそうだ。ジャックは手帳と鉛筆を取り出した。川カマス用の錘がおもりに使えるだろう。

「ブラッキー」その23 トーマ・ナルスジャック

 食べ物もない。武器もない。電話に近づくこともできない。一瞬、棒のような義足を使おうかと考えた。犬が義足を粉々にしているうちに、電話をかける隙があるかもしれない。だが馬鹿げた考えは退けた。事の次第を説明する時間がない。ずっと以前から現実に顔を背けていたことを打ち明けなければならない。そして今、現実が喉元まで襲いかかっていた。逃げるのではなく、戦うだけだ。力ではなく、頭の問題だ。ほかに方法はない。電話を使わずに誰かに知らせること。どうやって?

「ブラッキー」その22 トーマ・ナルスジャック

 部屋中を見渡した。家具はすっきりしている。ベッド、椅子、テーブル、肘掛、洋服だんす。それだけ。浴室の奥にある衣装棚に、ずっと前に仕舞ったまま使われなくなったスピニング・ロッド数本。大きな川カマスにも耐えられるほどの頑丈な、竹を削ったものが三本あった。だがブラッキーならマッチのように折ってしまうだろう。だめだ、もうすっかりお手上げだ。冷静に考えようとしながら肘掛に舞い戻った。

「ブラッキー」その21 トーマ・ナルスジャック

 ジャックは落胆して椅子に座り、煙草に火をつけた。まったく馬鹿げてる! 身動きもできず、電話をかけることもできないまま、ここで狂犬病にさえかかっていないかもしれない犬の犠牲になるのか。疑問に駆られ立ちあがると、音のしないようにドアを細めに開けた。踊り場には何もいない。何歩か進んだが義足が音を立てて軋み、階下でブラッキーが頭を上げて階段の方に走ってきた。ジャックは音を立てて退却した。これでもう危険は明らかだった。ブラッキーは咬みつくだろう。二人の絆は断ち切られた。ブラッキーは敵だ。涙が出そうだった。どうする? 神さま! どうすれば? 不意に、何も食べていなかったことに気づいた。食べ物は冷蔵庫の中。閉じ込められて為すすべもない。ひもじくなれば立ち向かわざるを得ない。手元に武器もなく。

PROFILE

東 照《あずま・てる》(wilderたむ改め)
  • 名前:東 照《あずま・てる》(wilderたむ改め)
  • 本好きが高じて翻訳小説サイトを作る。
  • 翻訳が高じて仏和辞典Webサイトを作る。

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