翻訳連載ブログ
 「ロングマール翻訳書房」より、翻訳連載blog

『ファンタスマゴリア』第四の2 ルイス・キャロル Phantasmagoria--Lewis Carroll

「本も持ってる。信じないなら――」
僕は本棚に振り返る。【僕は本棚を探し出す。】【棚を探そうと振り向いた。】
「待ってください! 本は無しです。
やっとすっかり思い出したよ。【やっと記憶が元通りです。】
あれを書いたのはわたしです。


「『マンスリー』誌に載ったんですよ、【「『マンスリー』誌に掲載したと】
編集者はそう言いました。【編集者からは聞きました。】
それを目にした文学者から、
雑誌に沿って改作したと【掲載された雑誌に合わせ】【
思ったそうです【改竄されたと聞きました。】


「わたしの父は座敷童で、【わたしの父はブラウニーです、
森の妖精が母でした。
母の頭に浮かんだことは、
化ける手順を教えたならば、
子どもは幸せつかむはず。【子等は幸せになれるはず。】


夢中になって考えたのは。【すぐにハマった思いつきです。】【この発想にすぐに熱中。】【このひらめきにすっかり夢中。】
始めるやいなや、母親は【始めるやいなや、それぞれの】【始めるやいなや一人ずつ】
ひとりひとりを花開かせて――【よい才能を引き出しました――】【●●●(高い?)素質・才知を引き出しました――】
まずは妖精《ピクシー》、お次は仙女《フェイズ》、
もひとつおまけに泣き女。


「夜叉と水虎は学校に行き
いろいろ苦労をかけました。
騒がし霊と悪鬼の次は、
(規則破りの)トロルが二匹、
悪魔一匹に離魂霊――


「(嗅ぎ煙草なぞ棚にあったら」
あくびをしながら言うことにゃ、
「ひとつ下さい)――次は精霊、
そして幻妖(すなわちわたし)、【そして幻妖(このわたしです)、
そしておしまいに靴小人《レプラコン》。
訳語の覚書

ghost幽霊・霊/phantom亡霊→幻妖/specter物怪→幽鬼/goblin悪魔/elf妖精→精霊/sprite小人/ghoul悪鬼/koboldコボルト/brownie座敷童/fairy森の妖精/pixyピクシー・妖精/fay仙女/banshee泣き女/fetch影・夜叉/kelpie河童・水虎/poltergeistかしまし霊・騒がし霊・騒々霊/double分身・二重霊・離魂霊(病)/leprechaunレプラコン・靴小人/bogy鬼/living Wraith生霊・お化け
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東 照《あずま・てる》(wilderたむ改め)
  • 名前:東 照《あずま・てる》(wilderたむ改め)
  • 本好きが高じて翻訳小説サイトを作る。
  • 翻訳が高じて仏和辞典Webサイトを作る。

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